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お中元やお歳暮のお礼状をはがきで書く場合のマナーや例文を紹介

お中元画像

お中元であったりまたはお歳暮のお礼状って、ハガキで書いてしまっても良いものか迷ってしまうもの。

もし普通の手紙ではなくハガキでお中元やお歳暮のお礼状を書く場合は、一体どんなマナーがあり、どう書くのが正解なのでしょうか?

お中元やお歳暮のお礼状って、書き方がすごく難しそうですよね…。

ということで今回は、お中元だったりお歳暮のお礼状を普通の手紙形式ではなく、ハガキで書く場合のマナーと、参考になる例文をご紹介していきます。

参考にされてくださいね!

お中元やお歳暮のお礼状をハガキで書くのはマナー違反?

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お中元またはお歳暮のお礼状というものは基本的に、封書つまりハガキではない、きちんとした手紙というかたちで、しかも縦書きで送るのがマナー。

ただし、仲の良い親類や友人知人など、とても親しい間柄の方へ送るお礼状の場合に限り、縦書きの封書という手紙形式ではなくハガキで、なおかつ横書きで送っても大丈夫なんですよ。

お礼状を誰に出すのか、送る相手に応じて、ハガキで書くか封書で書くかを選んでいくのが正解。

もし間違って目上の方からのお中元やお歳暮のお礼状を、ハガキで送ってしまえば、とっても失礼に当たってしまうので、くれぐれも注意するようにしましょう。

ハガキってやっぱり手軽に書けるものなので、目上の方へ送るのには適していないんですね…。

うっかり親しい間柄や同等の立場の方ではない人に、ハガキ形式のお礼状を送らないようにしていきたいものです。

でも、ハガキを利用してお中元またはお歳暮のお礼状を先方に送る、という場合であったとしても、きちんとマナーを守らなければいけないのですよ。

ということで続いては、お中元かもしくはお歳暮のお礼状を手紙形式などではなく、ハガキで送る場合に絶対に押さえておくべき、正しいマナーのポイントを詳しくご説明していきますね。

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お中元やお歳暮のお礼状をハガキで書く時に気をつけるマナーは?

ハガキの画像

お中元やお歳暮のお礼状を封書、つまり手紙の形式ではなく、自分と同等の立場の相手や親しい相手へ送るため、ハガキに書く際には、以下のマナーで書くようにしていきましょう。

ハガキであっても極力は早めに書いて投函する

お中元やお歳暮のお礼状は、極力早めに送るのが鉄則です。

そのため、ハガキであったとしても、早めに書いて投函することを心掛けましょう。

遅くとも、お中元やお歳暮が自分の家に到着してから、約1週間以内には極力、お礼状のハガキが先方のご自宅に届くようにするのがマナーですよ。

頭語と結語を必ず書く

たとえ親しい間柄の方に送るための、封書つまり通常の手紙という形式ではない、ハガキのお礼状であっても、『拝啓』などの頭語と、『敬具』などつまり結語をきちんと書いておいてくださいね。

手紙の形式が封書ではなくあくまでもハガキになっただけであって、お礼状であることには何ら変わりがないので、マナーをしっかり守って書くようにしましょう。

時候の挨拶を必ず書く

頭語と結語と同じように、親しい間柄の方へ出すハガキのお礼状であっても、必ず時候の挨拶も書いておくべし。

時候の挨拶も、やっぱり封書でお礼状を出す時と同じであり、ハガキの場合もしっかり書くことが大事です。

お礼の言葉を書いておく

お礼状なので当然といえば当然ですが、親しい間柄に送るからといって、お中元やお歳暮を頂いた、ということへのお礼の言葉は絶対に忘れてはいけませんよ。

お中元、もしくはお歳暮を頂いたということに感謝をし、嬉しいという気持ちをしっかり書いておくようにしましょう。

元気かどうか先方の健康を気遣う言葉を書いておく

お礼状を書くうえでの大事なマナーの一つとしては、品物を頂戴したことへの感謝の気持ちだけではなく必ず、相手の健康を気遣う言葉を入れておくことも重要です。

すると、ハガキであっても、マナーを損なわないきちんとした内容の正しいお礼状になるので、相手に絶対に失礼がないように送ることが出来ますよ。

以上が、封書つまり手紙形式ではなくハガキを利用して、お中元やお歳暮のお礼状を送る際の正解マナー。

やっぱりハガキでお礼状を送る場合でも、内容は封書の場合と同じように書かなければいけないのですね。

ぜひこのことを忘れないでおいて、お中元かもしくはお歳暮を頂いたときのお礼状をハガキで、きちんと書いていきましょう。

お中元やお歳暮のお礼状をハガキで書く場合の例文

ハガキの画像

では実際に、お中元かもしくはお歳暮のお礼状を通常の手紙など封書ではなく、ハガキで書く場合は、どう書けば良いのか、例文をそれぞれご紹介していきます。

お中元のお礼状をハガキで書く場合の例文

『拝啓
真夏日の暑い日が続いておりますが、お変わりありませんか。
このたびは、結構なお中元の品をお送りいただき、厚く御礼申し上げます。
○○様(先方の名前)の細やかな心遣いにとても恐縮するばかりです。
まだまだ厳しい暑さが続くと思いますが、体調管理には十分に気を付け、くれぐれもご自愛ください。
敬具』

お歳暮のお礼状をハガキで書く場合の例文

『拝啓
寒さも一段と厳しくなってまいりましたが、皆様にはお変わりなくお過ごしでしょうか。
このたびは大変結構なお品を頂き、本当にありがとうございました。
家族一同とても喜んでおります。
厳冬に向かいますゆえに、くれぐれもお体をご自愛くださいますようお祈り申し上げます。
略儀ながら取り急ぎ書中にて御礼申し上げます
敬具』

以上のようにお礼状を書いていくようにしましょう。

やっぱりハガキでお中元やお歳暮のお礼状を書く場合も、封書と書くべき内やマナーは、全く変わらない、と考えて良いですよ。

そうすれば、マナーに沿ったきちんとしたお礼状を送ることが出来るので、先方もとても喜ぶでしょうし、ハガキを読んでとても感心してくれます。

たとえハガキであっても、しっかりとしたお礼状を出す、ということは相手に感謝の気持ちを伝えて喜んでもらうためだけでなく、

自分自身がしっかりとした人間である、ということを表すものでもあるのですね。

だからこそ、ハガキでもお礼状の内容には十分に注意を払い、格式を大切にして送るよ良いですよ。

まとめ

ハガキの画像

お中元やお歳暮のお礼状は、同等の立場の方だったり仲の良い身内、そして友人知人など、とても親しい間柄の方へ送るのでしたら、

封書ではなくハガキ送ってしまっても、マナー違反にならないので問題ありません。

ただしハガキであっても、お礼状として書かなければいけない内容やマナーなどは、封書の場合と全く変わりないものなのですよ。

頭語や結語、そして時候の挨拶やお礼の言葉、相手が元気に過ごしているのかどうか、気遣う文章をきちんと書き、

丁寧にそしてマナーに沿ったお礼状を送るようにしてくださいね。

そうすればしっかりと、先方へ感謝の気持ちを伝えられますよ!

 

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